tetoの日記

思いのままに書いています。🇯🇵🇺🇸🇪🇸

BROOKS WAS HERE(ショーシャンクの空に)

ジョン•レノンを暗殺した犯人が来年出所する話を見て、"ショーシャンクの空に"を思い出した。出所後に孤独で自分の居場所を見つけることができなかったブルックスのことを。この暗殺した犯人は奥さんが待っているので死ぬことはないだろうけど。

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"Hope. Let me tell you something, my friend. Hope is a dangerous thing. Hope can drive a man insane."(レッド)

"希望か。友よ、一つ伝えておこう。希望は危険なものだ。希望は人を狂わせるんだ。"

アンディは希望を捨てなかった。

"Remember, red. Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. "(アンディ)

"レッド、覚えておくといい。希望は良いものだ、恐らく最高のものさ。そして良いものは決して失われることはない。"

ブルックスは出所して、社会に上手く馴染めずに自殺を選んだ。

"I don’t like it here. I’m tired of being afraid all the time. I’ve decided..not to stay. I doubt they’ll kick up any fuss..not for an old crook like me."(ブルックス
"もうたくさんです。いつも何かに怯えながら生きるのに疲れました。私は…この世から立ち去ることにしました。誰も騒ぎ立てたりはしないでしょう。自分のような前科者の年寄りが死んだところで。"

ブルックスは孤独だったけど、自分がそこに存在をしたということを認めてほしくて、旧友に手紙を書き壁に自分の存在について書き残したのだと思う。レッドは誰よりもブルックスの気持ちを分かってあげられたから、ここに言葉を書き残したんだと思った。

アンディが脱獄し、ブルックスと同じく出所したレッドはブルックスと同じ道を選びそうになったけど、アンディの言葉に希望を持ちブルックスとは対照的に生きることを選んだ。

‟Get busy living..or get busy dying. That’s gooddamn right."(レッド)

"必死に生きるのか、それとも必死に死ぬのか。全くもってその通りだ"

希望を否定していたレッドが最後は希望を持てたこと。中盤まであまりに辛い展開が続くので、ラストの展開は感動的だった。

ブルックスの最期は悲しかったけど、人は社会の中で自分の存在意義を見つけられなかったり孤独で希望がない状態では生きられないんだと思った。

モーガン•フリーマンの出る映画は大体当たりなんだなぁ😷