tetoの日記

思いのままに書いています。🇯🇵🇺🇸🇪🇸

AIとささやかな疑問

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前提として私はAIに対して否定的ではありません。私はデジタルネイティブだし、この先AIが主流になる絶対的な世の中の流れがもう確定していて否定しても無駄だと思うからです。

通訳になりたいと考えていた時もありましたが、言語の部分はAIに代替される部分も大きいのでやめたのもあります。とはいえ、英語の勉強を頑張ったことを無駄だとは全く思いません。情報が正しいかを判断するには知識が必要だし、目標に向けて頑張る過程で得るものがあるからです。

私はAIと上手く共生していけたらいいと思っています。例えばまだ機械翻訳の精度は低くかなり間違いも多いのですが、契約書など大量の文章を翻訳しないといけない場合は一度機械翻訳に通して、間違いや言い回しを直していくようにしています。そっちの方が日本語を一からタイピングしていくよりも早いからです。

先の写真の本の中で堀江さんが試験的に全てAIで作った著書のことを書かれていました。Kindleの読み放題の中にあったので私も少し読みましたが、結論から言うとすぐに読むのをやめてしまいました。

書かれていることは至極最もだったのですが、優等生的すぎて全く面白みを感じなかったからです。人が何かに魅力を感じる時は、完璧さよりも雑味だったりアンバランスさに惹かれるのかもしれません。契約書とかビジネス文書とかには間違い無くて良いと思うんですけど。

あと個人的にChatGPTを試験的に試してみて思ったことは、曖昧な一般的テーマについては優等生的な回答が得られる(ダイエットの方法等)けど、具体的で専門的な分野については間違っていることが多かったです。

間違った内容をいかにも正しそうに答えるので、自分が詳しくない分野について使うのは怖いなと思ったのが正直な感想です。勿論日に日に進化してるから改善されてるかもですが…

イルミネーションの下に仲良くたい焼きを食べる夫婦がいた。顔も雰囲気もとても似て見える。自分と似てるから好きになるのか、一緒にいるから似ていくのか。そんなことを考えながら家路につく。